絶対NG!ギター管理でやってはいけない事

ギター

みなさん、こんにちはSaionjiReoです。

ギターをやっていると言うと、最近ギターを始めた方や少しやっているという方等から
よく聞かれる事があります。
「ギターの管理やメンテナンスってどうしてるんですか?」

今回はこの質問にお答えしていこうと思います。

取り扱い注意!管理の仕方

ギターに限らず楽器は高額になればなるほど、繊細でかつちょっとした事でも壊れやすいです。
ただし壊れやすいというのは粗雑な扱いをしていれば、という事です。
正しくしっかり管理し丁寧な扱いをしていれば10年、15年とメンテナンス無しでも
十分に活躍してくれます。

勿論、楽器にも異なりますので一概に全ての高額楽器が長く持つとは言いませんが
ギターはしっかり管理と自己メンテナンスをしていれば相棒として長く活躍してくれるはずです。

高温多湿・乾燥に気を付けよう!

先程も言いましたが、ギターは高額になればなるほど繊細、つまりギターの材料、木が違うんです。
有名なギターメーカー、GIBSONやFENDER等では使用されている木が非常に繊細です。

乾燥している空間に置きっぱなしにしていると、あっという間にクラック(ひび割れ)を起こしてしまいますし、湿気の多い空間ならたちまちネックが反ってしまいます。
ひび割れを起こしてしまうと綺麗な音が鳴らなくなる場合もありますし
状況によっては音がならない、なんて事も有り得ます。

ネックが反ってしまったらかなり重大なダメージです。
こうなってしまうとチューニングが合わなくなってしまったり
ネックが反った事で弦がビビる(弦高が低すぎて弦がフレットに触れてしまう事)ので
綺麗な音が鳴らなくなってしまいます。
ネックの反りやひび割れを起こしてしまった場合は楽器屋のリペアをお願いして修理してもらいましょう。

ギターのネックの中にトラスロッドと言われるものが入っており
これを回す事でネックの反りを修正する事が出来ます。
しかしトラスロッドは正しい知識が無い素人が行ってしまうと
ネックの反りを直す事が出来なくなってしまいます。
ネックが反ってしまった場合は素直に修理に出しましょう。
ギター歴15年の私でも修理は必ず楽器屋さんにお願いしています。

あくまでも高温多湿・乾燥している空間にギターケース等に入れず
スタンドに立てかけたままやそのまま置きっぱなしにしていた場合に起こり得る事ですので、しっかりギターケースやハードケースに入れておけばおおよそ大丈夫です。
ソフトケースだと入れておかないよりはマシですが、環境状況にもよってはネックが反る可能性があります。

実際にソフトケースに入れっぱなしにして、半年置いておいた私の安物ギターは
ネックが反ってしまいました。


ギターケースやハードケースもギターを入れておけば100%大丈夫という訳ではありませんので
こうしたトラブルを防ぐ為に私は全てのケースの中に楽器用湿度調整材を入れています。
これは多湿や乾燥、その時の環境に応じてケース内を最適な状況に
整えてくれる優れ物です。
必ずいる必須アイテム、とまでは言いませんが価格はおおよそ1000円前後。
修理に出すと数万円はしますので1000円前後で防げるなら安いかと考えてます。

長期的な出しっぱなしは禁物!

すぐに使う場合はギターはギタースタンド等に立てかけておくのは問題無いのですが
暫く弾かない場合はきちんとギターケースやハードケースに入れて保管しましょう。
ボディやヘッドが埃(ホコリ)をかぶり、弦は錆てしまい湿度や乾燥にさらされるので
ギターが傷みます。
長期的な出しっぱなしは良い事無いので、暫く弾かない場合は必ずケースに入れておきましょう。

床や椅子に置く時は要注意!

ギターを弾いた後、簡易的に床に置いたり椅子などに置いたりする事があるかと思います。
この時に気を付けるべきポイントがあります。

  • ヘッドが曲がっているギターはそのまま置かない
  • 倒れたり落としたりしない様に

ヘッドが曲がっているレスポール等を床やソファに置く際は
必ずヘッドに負荷が掛からない様に、そのまま置かない様にしましょう。
どこかに置く際はヘッドだけ何も当たらない様に、ボディだけ置く様にしましょう。

ヘッドに負荷がかかるという事はネックの反りにも繋がる可能性があります。
また、弦側の方に返して置けば大丈夫という方がいますが
ピックアップセレクターが床やソファに当たり、これも負荷が掛かる事で
正常に作動しなくなる可能性がありますので気を付けましょう。

ギターを頻繁に使用する際はギタースタンドを使ってギターを立てておきましょう。
ギタースタンドは転倒防止にもなりますし、すぐに弾きたいという方には便利なアイテムです。

使用後は必ずクロスで拭く事!

これは当たり前の事かも知れませんが、使用後は必ずクロスで拭き上げましょう。
ギターを弾いた後は手の汗や汚れ、皮脂等が弦やネック、その他のパーツに付着します。
これをしっかり拭き上げておかないと弦が錆やすくなったり
ネックやボディが汚れが残って弾きやすさも失われますしフレットや指版
その他の細かいパーツにもなんらかの支障をきたし故障にも成り兼ねません。

クロスはそれほど高価な物では無いので持っていない方は用意するをおすすめします。
ポリッシュクリーナー等のボディやネックを綺麗に拭き上げるアイテムもありますので
合わせて使用する事をおすすめしますが最初はクロスだけでもOKだと思います。

まとめ

ギター管理においてやってはいけない事は

  • 置きっぱなしにしない
  • 使用後はそのままにしない

弾いた後は必ずクロスで拭き上げて綺麗にする事と置きっぱなしにして
高温多湿・乾燥しているところにそのままにしない様にしましょう。
必ずギターケース等に入れて保管し湿度調節材なんかも使うと効果的です。
どこかに置いたり立てかける際は倒れたり落ちたりしない様に注意しましょう。

ギターのトラブルで最も多いのは倒れてしまってネックが折れたりパーツが破損して
しまったりする場合が多いです。
必ず安全確認をする様にしましょう。

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