ギターのメンテナンス方法と必要なグッズ

ギター

みなさん、こんにちはSaionjiReoです。

ギターを弾いてる方で日々のメンテナンスやケアなどはどのようにしていますか??
ギターはとても繊細な楽器ですので日々のお手入れを怠ってしまうと
たちまち支障が出てきてしまいます。

きちんとメンテナンスを行っていれば10年以上なんら変わらず弾く事が出来ますので
しっかり行う事をおすすめします。

この記事ではメンテナンスの仕方や日々のお手入れ方法などを紹介していきます。

日々のメンテナンス方法と管理の仕方

メンテナンスと言ったら凄く面倒だったり、時間の掛かるイメージを持たれるかと思いますが
日々のお手入れ程度であれば10分も掛からないと思います。
念入りなメンテナンスでも30分程度で済ませれる事が多いので
大事なギターを長く使えた方が良いと思いますので、しっかりメンテナンスを行いましょう。

高温多湿にさらさない

ギターだけでなく楽器全般、高温多湿や乾燥に非常に弱いです。
特にギターに関しては高額な物になると繊細な木で制作されていますので
乾燥や多湿の影響を直で受けてしまいます。

当然、直射日光に当たる場所や湿度の多い場所なんかもNGです。
適度に乾燥していて湿度もある環境下で保管する様にしましょう。

よほど、高温な部屋だったり気温の低い部屋で無ければある程度は
問題ないですが長時間その様な場所で保管しているとあっという間に
ひび割れやネックが反ってしまいますので
保管する場合はハードケース、もしくはセミハードケースに入れて
保管する事をおすすめします。
ハードケースやセミハードケースですと完全な密閉とまではいきませんが
外気温や乾燥、多湿の影響を抑えてくれるのでかなり有効です。

ソフトケースでの長期間保管はあまりおすすめ出来ません。
私の安物のギターをソフトケースに入れて保管したところ
ネックが反ってしまい結局、楽器屋で修理してもらう事となりました。
ソフトケースでは外気温や乾燥、多湿の影響を受けてしまいますので
長期間の保管は避けましょう。

ギターケースには湿度調節剤を入れておく

ハードケースやセミハードケースで保管する際も長期間ギターを弾かない場合は
湿度調節剤をケース内入れて保管する事をおすすめします。
定期的にギターを弾くのであればそこまで必要無いかと思いますが
あまり弾かない期間があるのなら湿度調節剤を入れた方が良いです。

湿度調節剤はケース内を最適な環境にしてくれる優れ物なので
あった方が良いです。
私もケース内に湿度調節剤を入れて保管しています。

ギターの乾燥や湿度によるひび割れ、ネック反りは1度なってしまったら
楽器屋さんで修理してもらう事となります。
その際の金額はお店にもよりますが数万円はかかると思います。
そう考えると1000円前後でそういったトラブルを避けれるなら
めちゃくちゃ便利だと思います。

ギタースタンドに掛けておく場合はこまめに弾く

ギターのみならず楽器は弾いてあげないと状態が少しづつ悪くなっていきます。
基本的に時間の無い方でもこまめに弾く事をおすすめしますので
その際にギタースタンドがあると便利です。
毎回ギターケースから取り出して、弾き終わったらケースの中に入れてを繰り返すと
正直弾くのが面倒に感じてしまうと思います。

こまめに弾くようにする為にもギタースタンドがあると気持ち的に
少しだけ弾こう、という事もありますし
少し時間が有る時にもパッと弾いて終わり、という事も出来ますので
個人的な感想ですがギタースタンドはあった方が良いと思います。

使用後はクロスで拭く

ギター使用後は必ずクロスで拭き上げましょう。
指紋や汗、汚れなど特にギターのボディやネックにはかなり付いてしまいますので
これを放置してしまうとギターはどんどん劣化してしまいます。
必ずクロスを使用しましょう。

日々のお手入れに必要な物

ギターはきちんとケアをして上げれば非常に長く使用する事が出来ます、
逆に日々のメンテナンスを怠ってしまうと購入してからすぐにギターが傷んでしまいます。
それくらいギターは繊細なんです。
面倒とは言わずにしっかり日々のメンテナンスを行いましょう。

クロス

日々のメンテナンスに欠かせないアイテムはクロスです。
クロスにもいくつか種類がありますので紹介していきます。

  1. ネル製のクロス
    こちらは比較的安い物が多く、1000円未満で購入出来る物が多いですね。
    生地が柔らかい為、ポリッシュやオイルなどを
    染み込ませて使うタイプのクロスです。
    目が粗いので仕上げ拭きなどには不向きですが
    ポリッシュやオイルなどを使用する際に合わせて使用すると良いです。
  2. スウェード製のクロス
    ネル製とは異なり値段も少々上がり2000円前後くらいで購入出来ます。
    目が細かい為、使用後の拭き取りなどにはとてもぴったりです。
    ネル製のクロスでポリッシュを使った後の拭き上げにもOKです。
  3. 本革製のクロス
    ネル製やスウェード製とは違い、使えば使う程効果を発揮してくれるのが
    本革製の特徴です。
    裏と表で生地が違うのも本革製ならではです。
    ①ロゴがある方がしっかり磨いて光沢を出す
    ②ロゴが無い方が汚れを拭き取る

ちなみに私はネル製のクロスと本革製のクロスで使い分けていますが
そこまで拘りの無い方はネル製、もしくはスウェード製のクロスだけでも良いと思います。

ポリッシュクリーナー

ギターのメンテナンスに必要なポリッシュクリーナーですが
ギターの塗装もいくつか種類があってそれに合わせた
ポリッシュクリーナーを使用しないと汚れを取るどころか
塗装を剥がしてしまう事にもなるのでしっかり
どんな成分が入っているか確かめてから使用する様にしましょう。

主にギターの塗装はポリウレタン塗装、ポリエステル塗装、ラッカー塗装
この3つに分かれ多くはポリエステル塗装とポリウレタン塗装が使われいます。
高価なギターになればラッカー塗装を施されたギターがあり
気を付けなければならないのはラッカー塗装です。

ラッカー塗装とはニトロセルラッカー塗装の事を言い
通常の塗装と異なる為、ギタースタンドなどに使用されるゴム成分が
ラッカー塗装と反応してギターの接地面が変色などを起こしてしまうので
使用するポリッシュクリーナーもラッカー塗装対応の物を使用しないといけません。

私が使っているポリッシュクリーナーです。
左側のED.GEARはポリエステルやポリウレタンの塗装に使用していますが
右側のGibsonはラッカー塗装を施されたギターに使用しています。
どちらもそれほど高価では無いので2種類持っていても良いと思います。

指板潤滑剤

これはギターを弾く前に使用すると弦と指板の滑りを良くしてくれる物なので
演奏がしやすくなります。
日々のメンテナンスに必要なグッズとまではいきませんが
ギターを弾いていて何か弦の移動がスムーズにいかないなと思う時は
使用してみると良いと思います。

弦交換に必要な物

弦交換は基本的なメンテナンスも行えるチャンスですね。
しっかり丁寧に行う事でギターは遥かに長持ちします。

弦交換にも必要なグッズがありますので紹介します。

ニッパー(ストリングスカッター)

弦交換にはニッパーが必要です。
ストリングスカッターとも言われていますが新しい弦を張った時に切り揃える為に
必要なですので安価な物でOKですが必ず1本用意しましょう。

ニッパーとペグワインダーがセットになった便利なアイテムもあります。
これがあれば1つでOKですのでこういったグッズを持つのも良いですね。

ペグワインダー

弦交換時にペグを回してチューニングする際に便利なアイテムですね。
必ず無いといけない訳ではないですがあるととても便利です。
値段も1000円未満で購入出来るので持っておいて損はないですね。

指板メンテナンス

ギターを弾くにあたって指板はとても大事な部分です。
乾燥によって割れてしまえば演奏に支障が出ますし湿度によって
ネックが反ってしまったら弦高に誤差が出てチューニングも合わなくなってしまいます。

弦交換時にしっかりメンテナンスをしましょう。

指板オイル

ギターの乾燥が気になる場合は指板オイルを使用しましょう。
指板のひび割れを防ぐのにぴったりのアイテムです。
勿論、塗り過ぎも良くないので2、3滴をクロスに取って拭き上げるのが良いですね。

フレット磨き

フレットも意外と汚れるポイントなんですよね。
綺麗に磨き上げると大きくは変わらないですがサウンドも心持ちクリアになるはずです。
フレット磨き用のプレートを使用する場合はクロスを使って磨いても
フレットポリッシングシステムを使って磨いても、どちらでも良いです。

ダダリオから販売されているフレットポリッシングシステムには
専用のフレット穴が付いていますので、これ単体でもフレットを磨く事が出来ます。

 

まとめ

ギターのメンテナンスにおいて1番重要な事は日々のお手入れが
とても大事という事です。
使用後のお手入れをしっかりする事で長くギターが活躍してくれます。

勿論、念入りなメンテナンスも大事ですので、大切なギターを長く弾ける様に
するには日々のメンテナンスと弦交換時のメンテナンスを
合わせて行う事でより長くギターが弾けるでしょう。

しっかりお手入れをして音楽ライフを楽しみましょう!

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