「初心者必見!」ベースが上手く弾ける様になるコツを徹底解説!

ベース

みなさん、こんにちはSaionjiReoです。

「ベースを始めてみたけど、何か上手く出来ない」
「どうやって練習したら良いか分からない」
そんな風に思っている方も多いと思います。

普段ギターに関して色々と記事を書いていますが、私はバンドをやっていた経験から
ベースも弾けます。

今回はベースの上達や練習方法で悩んでいる方向けにお話ししようと思います。

ベースを始めたいけど何からすれば良いか分からない方は
こちらの記事をご覧下さい。
購入からベースを弾き始めるまでをまとめた記事を書いてます。
「ベース初心者入門講座」購入から弾き始めるまで徹底解説!

ベーシストの役割

まずベースはドラム同様にバンドのリズムやグルーヴを支え
リズムをキープする重要な役目を担っており、ドラムとベースの二つの楽器を総称して
リズム隊、リズム楽器などと呼ばれています。

ベーシストの役目として楽曲のリズムがズレてしまわない様にしっかり
リズムキープする必要があります。

ベーシストとしてとても重要な2つの事を出来る様になりましょう。

  1. しっかりリズムをキープする事
  2. ベースを弾いた時に音のムラが無い事

とても重要なので繰り返し言いますが、リズムをキープする事
そしてベースを弾いた時の音にムラが無いように演奏しましょう。
この2つが意外と難しいんです。

まずはこの2つを意識して練習する様に心掛けましょう。

ベースの基本フォーム

基本的にはギターと同じ構え方、持ち方で問題ないですが
ベースはギターと比較して少々長いのと重さがあります。

結構重たいので弾き方やフォームが大きく違うと
肩こりや腕、手首に支障をきたす場合もありますので
基本的フォームは1度覚えておいた方が良いですね。

練習方法

練習にも色々な方法がありますが単純に弾いているだけでは
上達するのに時間がかかってしまうので
練習する際に気を付けておくべきポイントがあります。

ルート音をしっかり鳴らそう

ベースを弾くにあたって音のムラが出ない様にルート音をしっかり鳴らしましょう。
しっかり鳴らす事で音の厚みも出てきます。
音の粒や音の強弱も気にしながら弾くと良いです。

ルート音とはコードの根となる音、根音とも呼ばれており
スケールの音から1番低い音がルート音となります。

例えばCコードの場合、コードの構成音は「ド・ミ・ソ」の3音になります。
この時のルート音は1番音の低い「ド」になりますので
ルート音はCの音、つまり「ド」がルート音になります。

リズムをしっかりキープ

ベーシストの役割というところでベースはリズムキープする為の重要な役割を
担っているとお話ししましたが
バンド演奏などではベースは基本的に1人しかいないので
ちょっとしたリズムのズレや演奏のタイミングがズレてしまうと
楽曲全体のリズムがズレてしまう為、簡単な演奏でも
しっかりリズムキープを意識して演奏しましょう!

難しいプレイは必ず必要という訳ではない

ベーシストのプレイスタイルとして大きく2つに分けられます。

  1. あまり難しい事はせず堅実なルート弾きタイプ
  2. アクロバティックなフレーズやパフォーマータイプ

勿論、この2つの以外にもルート弾きや難しいフレーズなどを
上手く使い分けている方もいますが大きく分けると
この2つかと思います。

自分がどんなタイプのベーシストになりたいかにも
よりますのでどちらも間違いではないのですが
ベースはリズムキープが基本となりますので、リズムをキープ出来ずに
難しいフレーズやパフォーマンスを行ってしまうのは良くないです。

必ずしも難しいフレーズやパフォーマンスが必要では無いので
自分の目指すベーシストやなりたいベーシストに合わせて
プレイスタイルを決めると良いですね。

上達のコツとポイント

ベースを練習していく上で、がむしゃらに弾いていても上手くはなりません。
練習すべきポイントやコツがあります。
ここを知っておかないとどれだけ練習しても上達しませんので
しっかり覚えておきましょう。

練習時間と練習の頻度

正直、練習の時間と頻度はそれぞれの生活スタイルや使える時間の中で
練習しても問題ありません。
最初はベースの弦に指が慣れず痛くなったり皮が剥けてしまったりします。
無理に数時間も弾くよりも、練習出来る時間で練習するのが良いと思います。

と言っても、週1回の10分とかでは練習しても上手くなりませんで
私の経験上、毎日30分程は練習した方が良いですが
それ以上無理なく練習出来るのであればOKです。

私にギターを始めた時は指が痛くなって1日30分程度が限界でしたが
慣れてきたら無理なく2、3時間は弾いていました。

無理なく楽しんで出来るなら沢山練習しましょう。
あくまでも楽しんで出来る事が前提ですので楽しんでやりましょう。

最初はゆっくりのテンポで

誰しもが早く好きなアーティストやベーシストのカッコ良いフレーズや
カッコ良いパフォーマンスをしたいと思うのですが
いきなり早いテンポや練習もそこそこで弾ける様にはなりません。

「こんな練習飽きてしまう…」と感じてしまうかも知れませんが
好きな曲のコピーとかでも良いです。
TAB譜などを見ながらゆっくり1フレーズずつ確実に弾ける練習をしていきましょう。

ゆっくりのテンポで弾ける様になったら通常のテンポに戻して弾いてみる
弾けないようなら少しゆっくりなテンポで弾いてみる
これの繰り返しで練習していくと必ず弾ける様になります。

無理の無い姿勢で弾こう

基本的なフォームを分かっていれば自然と姿勢も身に付いてくると
思いますので弾きにくい姿勢や手が痛くなる様な姿勢で無ければ問題ありません。

姿勢やベースの持ち方に無理があるとベースを弾くのが
辛く疲れやすくなったりしますので
楽な姿勢で力を入れない様な姿勢でOKです。

自分に合った弾き方でOK

人それぞれ身長や手の長さ、手の大きさも違う為
基本的なフォームは確かにありますが、大きく違わないのであれば
自分に合った弾き方や持ち方で問題ありません。
それでも十分に弾く事が出来ますし上達もします。

ただ、基本的なフォームは一般的に無理の無いように弾く事を考えた
構え方や持ち方になっているので最初は真似てみる事をおすすめしますが
自分に合った持ち方、弾き方でOKです。

ベースの演奏方法

ベースの演奏方法は大きく分けて3種類あります。
主にピック弾きか指弾きかに分かれますが
この2つを使い分けて弾くのもありですね。
自分に合った演奏方法で問題ありませんのでしっかりマスターしましょう。

ピック弾き

ピックとは弦を弾くのに使う薄い板の様なアイテムです。
ピックを使う事できちんと弦を「はじく」事が出来るので
固めの音が出るのが特徴ですね。

ピックを使って弾く際は手首からスナップを利かせる様な感覚で
弦を弾くと良いでしょう。
無理に力が入ると手首を痛めてしまいますので、力で弾かない様にしましょう。

人によってベースのボディなどに手首を固定して弾く方や
固定しないで弾く方もいますがどちらも問題ありませんので
自分に合った弾き方で良いと思います。

指弾き

ピック弾とは対照的で主に人差し指と中指を使って弾く
指弾きは柔らかい音で音の強弱を付けやすいです。
しかし最初は指先で弦を弾く際の力加減が難しく音のムラになりやすいので
しっかり音を鳴らせる様に練習しましょう。

スラップ奏法

スラップ奏法とはスラッピングとも呼ばれており英語で
「Slap」(平手で)打つという意味で弦を叩くハンマリングや弦をはじく様にプリングを
用いる演奏方法です。
弦を叩いたりはじいたりする為、独特なサウンドが鳴ります。

スラップ奏法は練習を重ねていくと難しいフレーズと掛け合わせて
アクロバティックかつトリッキーなパフォーマンスで観る者を
圧倒させたり魅了させる事が出来ます。

ピック弾きや指弾きと演奏方法が異なる為、初心者の方が練習しても
身になる奏法です。
初心者だから練習しても無理、という事は無いので
興味がある方はトライしてみましょう!

ちなみにスラップ奏法は出来なくも、指弾きかピック弾きが出来れば
特に問題ありません。
日本でスラップ奏法をチョッパー奏法とも言ったりします。

ベースの練習にあると便利な物

ベース単体だけで練習しても問題ないのですが
練習する際にあると便利なアイテムも紹介します。

ベースアンプ

しっかり音が鳴っているかムラが無いかを判断する1つとして
ベースアンプを使って練習する事をおすすめします。
ベースだけで弾いても確かに音は出ますが、音量も小さいですし
きちんと弾けているかも分かりにくいです。

アンプを使用する場合はベースとアンプを繋ぐシールドも必要ですが
どちらも練習するくらいであれば安価な物でOKです。

メトロノーム

記事の冒頭でも言いましたが、ベースはリズムの要、大事な役目を担っているので
リズムキープの練習としてメトロノームを使って練習する事をおすすめします。

これを使って練習する目的としては
体にリズムを染み込ませる、ベースを弾いていたら自然とリズムが出る様に
なる為の物ですのでリズムキープが苦手な方はメトロノームもあると良いと思います。

勿論、メトロノームが無いと練習出来ないとか上達しない
という訳では無いです。

ベースの教則本

今はYouTubeやネットなどで色々の事を調べられる、知る事が出来る為
教則本は要らないと考える方も多いのですが
教則本の良いところは意外と知られていない知識や応用出来る事など
身になる事が多いので1冊くらいは持っておくと良いです。

色々な教則本が出版されているので自分に合う様な内容の物を選ぶと良いと思います。

まとめ

ベースは一見地味な楽器に見られがちですが
リズムキープやグルーヴ感を出すのに非常に大切な楽器で
とても重要な役目を担った楽器です。

最初はゆっくりなテンポから始め、少しづつ出来る様になったところで
実際のテンポで弾いていきましょう。
無理して数時間弾いたりするのはNGです。

弾くだけならギターよりは早く出来るかも知れませんが、リズムをキープして
楽曲やサウンドを支えるのはきちんと練習しないと出来ませんので
しっかり練習を重ねて信頼される様なベーシストになりましょう!

弾き方次第では楽曲を支える堅実なベーシストや
スラップ奏法を使ってアクロバティックなパフォーマンスで
ギターに負けないくらい目立つ事も可能です。

自分のプレイスタイルを極めて、音楽ライフを楽しみましょう!

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